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理事会開催のご報告

これまで 3 年間に亘って審議会の会長を務めてこられた鈴木善久氏が、この 4 月をもって会長職を退任、帰国されました。これに伴い 4 月 20 日の理事会において私、若生信弥が会長に選任され、4 月 20 日付で就任致しました。昨年 11 月より、副会長兼財務理事として審議会の活動に参画して参りましたが、この度より重責である会長職を拝命し、審議会および学校のより良い運営、教育の質の向上のため、精一杯働く決意を新たに致しましたので、よろしくお願い申し上げます。

これまでも折にふれ皆様へお伝えしてまいりましたが、審議会の最大の使命は『トライステート地区に居住する、在留邦人子弟に対し、日本の公立小・中学校と同等の日本語による教育環境を長期に亘って維持・運営していく』ということです。その一環としてこれまで審議会では、NY 教育管理委員会、NJ 学校運営委員会を中心に学校現場の要望
を聞きながら、教育環境の整備・充実、安全対策の向上等を実施して参りました。審議会が引続きその使命を達成できるよう全力を尽くしたいと思いますので、保護者の皆様をはじめ関係各位のご理解とご協力を改めてお願い申し上げます。

最後になりましたが、4 月 20 日に審議会の定例理事会が開催され、人事、新年度予算等について審議されましたので、以下その要旨をご連絡申し上げます。

1. 人事

  1. (1) 鈴木善久会長の後任として、指名委員会の推薦を受けた私、若生信弥が、4 月 20日付けで会長に選任されました。
  2. 帰国に伴い空席となっていたまたは空席となる予定の理事、委員の後任が承認されました。詳細については、審議会ホームページ「理事会・管理委員会・運営委員会メンバー」 (https://jeiny.org/aboutus/jeiny/members/)をご参照ください。

2. 2011 年度予算

審議会全体(全日校 2 校、補習校 2 校、審議会事務局及び教育文化交流センター)の2011 年度予算が承認されました。収入約 604 万ドル、支出約 613 万ドル、その他項目調整後最終収支約 17 万ドルの赤字予算と致しました。2010 年度は、生徒数は伸び悩みましたが、人件費の抑制など経費削減努力により、約 7 万ドルの黒字決算となる見込みです。新年度につきましても、教育の質を維持しつつ、引き続き経費削減に努めるなどできる限りの対策を講じたいと考えております。

3. NY 日本人学校中長期計画委員会報告

同委員会委員長より、現状についての報告がありました。それを踏まえて、今後の NY日本人学校の校舎の賃貸に関する方針が承認されました。

4. 各委員会等の報告

  1. NY/NJ 両委員会委員長、各学校長、及び教育文化交流センターから近況報告がありました。
  2. 事務局から、教育文化交流センターの管理・運営を担っている国際交流ディレクター制度の廃止に伴い、同センターを事務局の下に置き、引き続き、教育相談、交流サービスを行っていくことが報告されました。また、NY 補習授業校の WT 校と A 校の統合に伴い、その名称をウェストチェスター校(W 校)とすることについても報告がありました。