教育審議会は、去る 3 月 16 日(水)夕刻、理事会を開催いたしましたので、概要、下記のとおり、ご報告申し上げます。
1. 理事会人事案
理事及びニューヨーク教育管理委員・ニュージャージー学校運営委員の交替が承認されました。
4 月より、伊藤忠インターナショナル会社の吉田氏が会長に就任することが決議されました。
2. 2016 年度予算案
審議会全体(全日校 2 校、補習校 2 校及び審議会事務局)の 2016 年度予算「収入約 617 万ドル、支出約 637 万ドル、最終収支約 20 万ドルの赤字」が承認されました。生徒数減による収入の伸び悩みが赤字予算となる主な要因ですが、2010 年度以降黒字決算が続いていたこともあり、これを承認したものです。今後、収支の推移を慎重に見守りつつ、必要に応じて対応策を講じていきたいと考えております。
なお 2015 年度は当初約 14 万ドルの赤字予算としておりましたが、人件費や建物費などの経費削減努力及び政府援助の増額により、約 9 万ドルの赤字決算を見込んでおり、赤字幅は縮小する見込みです。新年度につきましても、教育の質の維持・向上を目指しつつ、効率的な学校運営を心がけたいと思います。
3. 企業寄付受付状況
例年通り審議会よりニューヨーク商工会議所会員企業をはじめとするトライステート地区の各企業・個人営業の方に教育資金の支援をご依頼申し上げ、理事会開催時点で約 15 万ドルの寄付金を頂戴したことが報告されました。